コラム
クラウドの向こう側ってどうなっているの?
クラウドの向こう側はどうなっているの?
実は普段使っているPCと同じようなコンピューターがあります。
ただし、その性能や機能について特殊な構成になっています。
また、大きなコンピューターが1つあるのではなく、たくさんのコンピューターが連携しています。
重要な機能としては、どこか故障した場合は別のコンピューターに自動的に引き継いだり
保存したデータが故障によって紛失しないように、自動的に複数の場所に分散して保存するなどがあります。
それらの機能が組み合わさり、物理的な故障の心配をせずに使えるようになっています。
クラウドって故障しないの?
クラウドサービスを提供している企業の規模にもよりますが
日常使用してる状況でそれほど心配する必要はないでしょう。
でも、機械的な仕組みなので絶対という事はありません。
実際にアマゾンが提供するクラウドでも過去に大規模な障害が発生しています。
また、インターネット回線や携帯キャリア回線、あるいは社内のLAN設備などにトラブルが発生した場合にも
実質的にクラウドを使用できなくなります。
クラウドって何が出来るの?
コンピューターを使って行う事のほとんどの事が出来ますが、一番使われているのはデータを保存する事でしょう。
代表的なものではiCloudやGoogleドライブ、DropBox、OneDriveなどがあります。
また、WEBサービスを提供するサーバーとしてクラウドが提供する機能を使う事もできます。
自分でサーバー用のPCを用意する場合に比べて、設置費用が少なくて済みます。
また、物理的な故障への対処も少なくて済みます。
さらに、後々規模を拡大したり縮小したりする時間的、金銭的コストを抑えることができます。
他にも画像解析やAIの機能などもあり、今後も様々な機能が提供されてゆくでしょう。